ファイルへの読み書き、一覧取得などの命令

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ファイル仕様について

ファイルに関する詳細は、ファイル仕様をご確認ください。

FILES ["フォルダ名"]

ファイル一覧をコンソール上に表示

・実行結果はRESULTシステム変数に値が格納される。値は、成功時は1、失敗時は0となる。

特殊仕様

FILES命令で表示(取得)される文字列の先頭1文字には特別な記号が割り当てられています。

記号 ファイルの種類
スペース ファイル
+ フォルダ

引数

フォルダ名

特定のフォルダ内容を表示させたい場合に指定

FILES
FILES "SUBFOLDER" 

FILES ["フォルダ名",] 文字列配列

ファイル一覧を配列に取得

・実行結果はRESULTシステム変数に値が格納される。値は、成功時は1、失敗時は0となる。

特殊仕様

FILES命令で表示(取得)される文字列の先頭1文字には特別な記号が割り当てられています。

記号 ファイルの種類
スペース ファイル
+ フォルダ

引数

フォルダ名

特定のフォルダ内容を表示させたい場合に指定

文字列配列

・ファイル一覧のファイル名が格納される文字列配列
・1次元配列の場合取得したファイル数に応じて自動拡張

DIM NAMETBL$[100]
FILES NAMETBL$

LOAD ["リソース名:"]"ファイル名"

ファイルの読み込み

・プログラムを対象としたLOADはあくまで編集バッファへの読み込みのみ
・実行結果はRESULTシステム変数に値が格納される。値は、成功時は1、失敗時は0、キャンセル時は-1となる。

引数

リソース名:

リソース名 対象
省略時 カレントプログラムSLOT
"PRG0:"~"PRG3:" プログラムSLOT (PRG=PRG0)
"GRP0:"~"GRP3:" グラフィックページ
"GRPF:" フォント用の画像ページ

ファイル名

読み込むファイル名

LOAD "PROGNAME" 
LOAD "GRP0:GRPDATA" 

LOAD "GRPリソース名:ファイル名" [,OX,OY]

画像ファイルの読み込み

・オフセット指定時はみ出した部分は無視されます
・実行結果はRESULTシステム変数に値が格納される。値は、成功時は1、失敗時は0、キャンセル時は-1となる。

引数

GRPリソース名:

リソース名 対象
"GRP0:"~"GRP3:" グラフィックページ
"GRPF" フォント用の画像ページ

ファイル名

読み込むファイル名

OX,OY

画像上のオフセット(OX:0~1279、OY:0~1023)

LOAD "GRP0:GRPDATA",0,64

LOAD "TXT:ファイル名" OUT TX$

テキストファイルを文字列変数に読み込む

・実行結果はRESULTシステム変数に値が格納される。値は、成功時は1、失敗時は0、キャンセル時は-1となる。

引数

ファイル名

読み込むテキストファイル名(先頭に"TXT:"を付ける)

戻り

TX$

読み込んだテキストファイルが格納される文字列変数

LOAD "TXT:MEMOFILE" OUT TX$

文字列変数 = LOAD("TXT:ファイル名")

テキストファイルを文字列変数に読み込む

・実行結果はRESULTシステム変数に値が格納される。値は、成功時は1、失敗時は0、キャンセル時は-1となる。

引数

ファイル名

読み込むテキストファイル名(先頭に"TXT:"を付ける)

戻り

文字列変数

読み込んだテキストファイルが格納される文字列変数

TX$=LOAD("TXT:MEMOFILE")

LOAD "DAT:ファイル名", 数値配列

バイナリファイルを数値配列に読み込む

・実行結果はRESULTシステム変数に値が格納される。値は、成功時は1、失敗時は0、キャンセル時は-1となる。

引数

ファイル名

読み込むバイナリファイル名(先頭に"DAT:"を付ける)

数値配列

読み込んだバイナリファイルが格納される数値変数

DIM MARRAY[100]
LOAD "DAT:MDATA", MARRAY

LOAD "RAW:ファイル名", 数値配列

バイナリファイルを1バイトを1要素として数値配列に読み込む

・実行結果はRESULTシステム変数に値が格納される。値は、成功時は1、失敗時は0、キャンセル時は-1となる。

引数

ファイル名

読み込むバイナリファイル名(先頭に"RAW:"を付ける)

数値配列

読み込んだバイナリファイルが格納される数値変数

DIM MARRAY[100]
LOAD "RAW:MDATA", MARRAY

SAVE ["リソース名:"]"ファイル名"

ファイルの保存

・上書き保存時は上書き前のファイルが @BACKUP.リソース名 として保存
・同一名のフォルダが存在する場合は保存されない
・実行結果はRESULTシステム変数に値が格納される。値は、成功時は1、失敗時は0、キャンセル時は-1となる。

引数

リソース名:

リソース名 対象
省略時 カレントプログラムSLOT
"PRG0:"~"PRG3:" プログラムSLOT (PRG=PRG0)
"GRP0:"~"GRP3:" グラフィックページ
"GRPF:" フォント用の画像ページ

ファイル名

保存するファイルに付ける名前

SAVE "PRG0:TEST" 

SAVE "TXT:ファイル名", 文字列変数

文字列変数をテキストファイルに保存

・上書き保存時は上書き前のファイルが @BACKUP.TXT として保存
・同一名のフォルダが存在する場合は保存されない
・実行結果はRESULTシステム変数に値が格納される。値は、成功時は1、失敗時は0、キャンセル時は-1となる。

引数

ファイル名

保存するファイルに付ける名前(先頭に"TXT:"を付ける)

文字列変数

保存するテキストデータの格納された文字列変数(UTF-8)

SAVE "TXT:MEMOFILE",TX$

SAVE "DAT:ファイル名", 数値配列

数値配列をバイナリファイルに保存

・ファイル先頭にファイルヘッダが付く
・上書き保存時は上書き前のファイルが @BACKUP.DAT として保存
・同一名のフォルダが存在する場合は保存されない
・実行結果はRESULTシステム変数に値が格納される。値は、成功時は1、失敗時は0、キャンセル時は-1となる。

引数

ファイル名

保存するファイルに付ける名前(先頭に"DAT:"を付ける)

数値配列

保存するデータの格納された数値配列

SAVE "DAT:TEST",MARRAY

SAVE "RAW:ファイル名", 数値配列

数値配列の1要素を1バイトとしてバイナリファイルに保存

・上書き保存時は上書き前のファイルが @BACKUP.RAW として保存
・同一名のフォルダが存在する場合は保存されない
・実行結果はRESULTシステム変数に値が格納される。値は、成功時は1、失敗時は0、キャンセル時は-1となる。

引数

ファイル名

保存するファイルに付ける名前(先頭に"RAW:"を付ける)

数値配列

保存するデータの格納された数値配列

SAVE "RAW:TEST",MARRAY

RENAME "ファイル名", "新しい名前"

ファイル名の変更

・実行結果はRESULTシステム変数に値が格納される。値は、成功時は1、失敗時は0となる。

引数

ファイル名

名前を変更するファイルのファイル名

新しい名前

新しいファイル名

RENAME "SAMPLE","NEWNAME" 

DELETE "ファイル名"

ファイルの消去

・実行結果はRESULTシステム変数に値が格納される。値は、成功時は1、失敗時は0、キャンセル時は-1となる。

引数

ファイル名

削除したいファイルの名前

DELETE "SAMPLE" 

EXEC "[PRGリソース名:]ファイル名"

プログラムのLOADと実行

・EXECで実行したプログラムから元のプログラムに戻れない
・他のSLOTでEXECしたプログラムのENDで戻ることができる
・DIRECTモードでは実行できない

引数

リソース名:

"PRG0:"~"PRG3:" 読み込み先プログラムSLOT

ファイル名

読み込むプログラムのファイル名

EXEC "SAMPLE" 
EXEC "PRG0:SBGED" 

EXEC プログラムSLOT

他のSLOTのプログラムを実行

・EXECで実行したプログラムから元のプログラムに戻れない
・他のSLOTでEXECしたプログラムのENDで戻ることができる
・DIRECTモードでは実行できない

引数

プログラムSLOT

0~3: 実行するプログラムSLOT番号

EXEC 2

USE プログラムSLOT

指定プログラムSLOTのプログラムを実行可能にする

・DIRECTモードでは実行できない

引数

プログラムSLOT

0~3: プログラムSLOT

USE 2

USE "[PRGリソース名:]ファイル名"

プログラムのロードと、指定プログラムSLOTを実行可能にする

・DIRECTモードでは実行できない

引数

リソース名:

"PRG0:"~"PRG3:" 読み込み先プログラムSLOT

USE "PRG0:SBGED" 

変数 = CHKFILE( "ファイル名" )

指定したファイルが存在するかどうかチェック

引数

ファイル名

調べるファイル名

戻り

変数

0 存在しない
1 ファイル
2 フォルダ
A=CHKFILE("SBATTACK")

FCOPY "元ファイル名", "新しい名前"

ファイルのコピー

・実行結果はRESULTシステム変数に値が格納される。値は、成功時は1、失敗時は0となる。

引数

元ファイル名

元になるファイルの名前

新しい名前

新しいファイル名

FCOPY "TEST13.PRG","../BACKUP/TEST13.PRG" 

MKDIR "フォルダ名"

フォルダの作成

・実行結果はRESULTシステム変数に値が格納される。値は、成功時は1、失敗時は0となる。

引数

フォルダ名

フォルダの名前(フォルダ名/サブフォルダ名/)

MKDIR "SUB" 

RMDIR "フォルダ名"

フォルダの削除

・フォルダ内が空の場合のみ削除可能
・実行結果はRESULTシステム変数に値が格納される。値は、成功時は1、失敗時は0となる。

引数

フォルダ名

削除対象のフォルダ名(フォルダ名/サブフォルダ名/)

RMDIR "SUB" 

CHDIR "フォルダ名"

作業フォルダの設定

・実行結果はRESULTシステム変数に値が格納される。値は、成功時は1、失敗時は0となる。

引数

フォルダ名

作業フォルダのフォルダ名(フォルダ名/サブフォルダ名/)

CHDIR "/PROJECT" 

変数=CHDIR()

作業フォルダの取得

戻り

変数

作業フォルダのフォルダ名(フォルダ名/サブフォルダ名/)

?CHDIR()

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