トランプライブラリ
よく読んでお使いください。
この公開キーは?
トランプの画像と表示プログラムのセットです。
XSCREEN2を使って上下画面がつながっているようにカードを表示させることもできます。
注意事項
このライブラリを使うとスプライト画像とスプライトの定義情報がトランプ情報で上書きされます。
ライブラリ使用後に他の作品を動かす場合は、先にACLSを行なってスプライトの画像や定義情報、および画面の状態を初期化してください。
プロジェクト構成
公開キーからダウンロードすると、プロジェクトフォルダ「SBTRUMP」が生成されます。
公開キー:N4DQF33J
- SBTRUMP(プロジェクト)
- TRUMPTEST …ライブラリのテストプログラム
- TRUMPLIB …ライブラリ本体(実行しても単体では何も起こりません)
- TRUMPBJ …ライブラリを使った「ブラックジャック」ゲームのプログラム
- TRUMPDEF …トランプ画像のスプライト定義データ
- TRUMP …トランプのスプライト用画像データ
※ファイル選択画面では、TRUMPDEFとTRUMPは「DAT」をチェックしないと見えません
「作品を見る」メニューからは、TRUMPTESTとTRUMPBJを実行することができます。
TRUMPTESTについて
トランプライブラリの表示テスト用プログラムです。
様々なカードが形を変えながら上下画面を飛び回ります。
下画面をタッチするとカードが上画面へ整列します。
これだけの単純なテストプログラムです。STARTボタンで終了します。
TRUMPBJについて
トランプライブラリを使った「ブラックジャック」ルールのゲームプログラムです。
手札の合計が合計が21に近いほど強く、ディーラーとの数字勝負となります。
なお、トランプの数字は2〜10までは、そのまま2〜10、JQKの絵札は10となります。
特別なルールとして、Aだけは1か11として使うことができます。
プレイヤーの操作とカードの数字計算、CPUの処理が含まれています。
プログラムリストの確認方法
(プログラムリストを見たい方、使いたい方以外は操作不要です)
「SmileBASICでプログラムを作る」ボタンからBASICモードに入ります。
PROJECT "SBTRUMP"↵
トランプライブラリのプロジェクトフォルダ[SBTRUMP]に移動します。
コンソール上の表示が以下のように変化します。
[SBTRUMP]OK
※プロジェクトの変更になじみが無い人へ:元のプロジェクトに戻す場合は、PROJECT↵
でDEFAULTプロジェクトに戻ることができます
※既にプロジェクトを変更していた人は、このセクションが終わった後にプロジェクトを[SBTRUMP]から戻してください
ここで
FILES↵
によってファイル内容を確認できます。
LOAD"TRUMPTEST"↵
でテストプログラムをSLOT0に読み込みます。
SLOT0の内容を確認することでカードの使い方を確認できます。
TRUMPLIBについて(カードライブラリのリファレンス)
TRUMPLIBはカード表示用のライブラリです。カードと数字を表示させられます。
他のスロットからEXEC命令で呼び出して実行してから独自命令を実行します。
カードを回転させた場合の影の表示位置は考慮しておりません。
カードライブラリに含まれる独自命令
'
' text type number
'
PUTNUM X,Y,NO,L
テキスト文字を使った大きめの数字を表示します。
'
' card control
'
CARDINFO OUT M,W,H,B,N
カードの情報を取得します。
- M=最大カード枚数
- W=カードの横幅
- H=カードの縦幅
- B=カード裏の番号
- N=スートごとのカードの最大数値
'---
CARDSHADOW N,X,Y
カードの影を表示
'---
CARDOFS N,X,Y
カードの座標変更
'---
CARDZ N,Z
カードの表示優先順位変更
'---
CARDIMG N,MD
カード用スプライトの画像変更
'---
CARDMOVE N,TX,TY,T
指定位置へカードを移動
'---
CARDHOME N,X,Y
カードのHOME位置を変更
'---
CARDSCALE N,SX,SY,T
カードのスケールを変更
'---
CARDCOLOR N,C,T
カードの輝度値を変更
'---
CARDANGLE N,R,T
カードの表示角度を変更
'
' load data
'
DEF LOADSUB N$
カード用のSPDEF定義データを登録
'
' panel control
'
PNLINIT
ボタン表示の初期化
'---
R=PNLCHK( TS,TX,TY )
ボタンが触られているかを確認
'---
R=PNLSET(X,Y,W,TP,SW,T$)
ボタンを1つ定義
'---
PNLPUT I
ボタンを表示
'---
PNLSW I,SW
ボタンの表示制御