SmileBASIC

簡易電子説明書

27コンピュータの色(RGB)

プログラムの中で使われる色(RGB)は、本などの印刷物に使われている色(CMY)とは違います。コンピュータの中で使われている色について簡単に説明します。

色の三原色(印刷用の色)

印刷に使われる色は、絵の具の色と同じで色を混ぜると黒く濁ってしまいます。上の図だと3つの色がすべて混ざった部分はB(BLACK=黒)になっています。完全に混ざると真っ黒になります。印刷に使うプリンターのインクカートリッジもこの色要素です。(プリンターの場合色を混ぜるだけでは完全な黒にはできないので黒は別に持っていることが多い)

光の三原色(液晶TVなどの色)

ゲームの画面は液晶に表示されていますが、液晶は光を発光することで色を表現しています。印刷用の色とは違って、光の三原色であるRED(レッド:赤成分)GREEN(グリーン:緑成分)BLUE(ブルー:青成分)を混ぜた場合、光が強くなるのでWHITE(ホワイト:白)に近づきます。赤緑青の英語の頭文字をとってRGB(アールジービー)と呼び、プログラムの中ではRGBを使って色を指定します。

よく使われる色のRGB値

たとえば、画面に赤い線を引くときは・・

GLINE 0,0,399,239,RGB( 255,0,0 )

と、書きます。最後の方にRGB()という命令がありますが、この命令の1つ目が赤成分Rの値(0~255)、次が緑成分Gの値、最後が青成分Bの値が入ります。緑の線だとRGB(0,255,0)、青い線だとRGB(0,0,255)と書きます。

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