SmileBASIC

簡易電子説明書

16キーボードの使い方

DIRECTモードでもEDITモードでも、文字は下画面に表示されているキーボードから入力します。

入力する文字の切り替え

英数字・記号・カナの切り替えや、大文字・小文字の切り替えが可能です。

1
文字切替キー
A英数字 ♥記号 アカナ
2
SHIFTキー
次に入力する1文字の、大文字・小文字を切り替えます。
一部の記号も切り替わります。
3
CAPキー
SHIFTキーをロックして、切り替えた大文字・小文字の状態で連続的に入力できるようにします。
もう一度押すと元に戻ります。

記号・カナの入力について

文字切替キーで記号やカナの入力に切り替えると、キーボードの一部のキーが変わり、さらに多くの種類の文字を入力できます。

記号のとき

カナのとき

1 記号のジャンルを切り替えます。全部で7ジャンルあります。
2 ひらがな・カタカナを切り替えます。

スペースと改行

文字の間を空けたいときはスペースキーを、改行したいときはENTERキーを押します。

1
スペースキー
1文字分のスペース(空白文字)を入力します。
BASICでは、命令の区切りにスペースを入力しなくてはならないことがあります。よく確かめて入力してください。

×BEEP5ENTER
BEEP 5ENTER
     ↑
スペースキーを押して空ける

2
ENTERキー
ENTERキーは大切な働きをします。

●DIRECTモードのとき

画面に入力した命令を、コンピューター内部に送り込んで実行します。
ENTERキーを押さなければ、命令を入力しても実行されません。

●EDITモードのとき

改行し、カーソルを次の行の先頭に移動します。


この電子説明書では、命令の終わりにENTERキーを押すことを、記号ENTERで表記しています。

例)
   PRINT "HELLO"ENTER
        ↑        ↑
スペースキーを押す ENTERキーを押す

間違いやすい文字

ゼロとオー

BASICでは、数字のゼロと英字のオーは厳密に区別されます。間違えて入力すると正しく動作しません。
キーの場所も近いので注意してください。

1・I(アイ)・l(小文字のエル)

形が似ていても、違う文字は違う意味として区別されます。記号のマイナスとカナの長音(ー)なども、混用はできませんので注意してください。

引用符と区切り記号

”
ダブルコーテーション
頻繁に使用されます。ダブルコーテーションで挟んだ部分は、数字ではなく文字列として扱われます。
135 →数値 135(ひゃくさんじゅうご) "135"→文字列(いち さん ご)
;
セミコロン
命令とパラメーターの区切りなどに使います。
  PRINT "きんがくは";A
               ↑
:
コロン
複数の命令を並べるときなどに使います。
BEEP 5:GOSUB @DM:PRINT "BYE"
      ↑         ↑


セミコロンとコロンが並ぶこともあるので注意してください。
  PRINT "○";:GOTO @TOP
          ↑↑
,
カンマ
引数やデータの区切りなどに使います。
   GLINE 0,0,399,239
          ↑ ↑   ↑
.
ピリオド
小数点を示すときなどに使います。
カンマと混在して現れることがあるので注意してください。
   DATA 3.14, 1.08, 36.5
         ↑     ↑      ↑

文字の挿入と上書き

文字を重ねて入力したときの動作には、挿入モード上書きモードの2つがあります。
INSキーを押すと、それらを切り替えることができます。


INS■
挿入モード
文字を入力すると、カーソルの位置に割り込みます。カーソルより右側にあった文字列はそろって右にずれます。
INS□
上書きモード
文字を入力すると、カーソルの位置にあった文字は消され、新しい文字で置き換えられます。

文字の削除

入力した文字を削除するには、BSキーやDELキーを使います。

1
BSキー
カーソルのひとつ左の文字を削除します。右側にあった文字列は、一緒に左にずれます。
2
DELキー
カーソルのひとつ右の文字(上書きモードのときはカーソルと重なっている文字)を削除します。右側にあった文字列は、そろって左にずれます。

DIRECTモードでは、BSキーやDELキーで削除した文字や、上書きされた文字を、UNDOキーで復活させることはできません。
EDITモードではUNDOキーが有効です。


ファンクションキー

キーボードの一番上には5つのファンクションキーがあり、よく使う命令をワンタッチで入力することができます。

ファンクションキーの内容は、KEY命令によって変更可能です。

例)ファンクションキー3番を「FILES」に変更

DIRECTモードにて、
  KEY 3,"FILES"ENTER

プログラム読み書き支援機能

キーボードが表示されているときにLボタンを押すと、ファンクションキー部分にプログラムファイルの読み書き支援用ボタンが表示されます。LOADボタンを押すとファイル一覧ダイアログが開き、選択したファイルをLOADします。SAVEボタンでは保存用のファイルを選択しSAVEします。現在読み込まれているファイル名の確認も可能です。

命令入力支援機能

命令を入力する際、最初の数文字を入力するだけで、該当する命令を一覧表示してくれます。

  1. 候補選択エリア
    ファンクションキーの下の空白部分に候補が表示されます。

  2. 最初の1文字を入力
    たとえばGのキーを押すと、候補選択エリアにGで始まる命令が並びます。

  3. 候補絞り込み
    さらにCのキーを押します。候補が変化して、GCで始まる命令に絞り込まれます。

    候補をタッチすると入力されます。
PDFファイル

e-manual.pdf(3.0 MB)

ソフト本体に付属する電子説明書とほぼ同内容の記事がご覧いただけます。
ページトップへ