SmileBASIC

簡易電子説明書

31立体視

プチコンではグラフィックや、文字、スプライトなどに奥行きの値を設定することで、左右の目に見える視差を利用し映像を飛び出す(引っ込める)ことができます。立体視は表現力が上がりますが、あまり激しい変化を行うと目が疲れてしまうため、このページの注意点を参考に極端な視差が生じない作り方を心がけてください。また、他の人の作品等で視差設定が大きすぎると感じた場合や目が疲れるなどの症状が発生した場合は、休憩して目を休めてください。

立体視について

立体視は上画面のみ対応してます。様々な表示物に対して奥行き座標(Z座標)を設定することで遠近感を与えることができます。(コンソール画面はLOCATE、グラフィック画面はGPRIO、スプライトはSPOFS、BGはBGOFSを使うことでZ座標を指定します)

立体視に関する注意事項

立体表現を取り入れる際には、以下の点に注意して遊んでいるときに目が疲れないような調整を行ってください。

  • 1) 背景になる部分に白を多くしない
  • 2) 奥行きの段階を背景と手前の2段にしない

白は距離感をつかみにくくする色であり、奥行きと手前の2段だけでは比較する対象が少ないため目が距離感をつかみにくくなります。どちらも目が疲れる原因となります。

  • 3) 画面より前に飛び出る映像は視差を控える

液晶面よりも手前側(Zが0以下の設定)に対する飛び出す映像については目が疲れやすくなるので画面内に収まるような見え方の調整を行ってください。画面の端の方で立体表現を設定すると、視差が画面上に出ないことがあり目が距離感をつかみにくい状態が発生します。

もし、他の人が作った作品で立体視の調整が激しいものがあれば3Dを弱めにしてご利用ください。また、作っている途中でも目が疲れたら一度休憩して目を休めてください。

HOMEメニューにある「安全に使用するために」も合わせてご確認ください。

PDFファイル

e-manual.pdf(3.0 MB)

ソフト本体に付属する電子説明書とほぼ同内容の記事がご覧いただけます。
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