簡易電子説明書
8プチコンについて
プチコン3号は、ニンテンドー3DS上で手軽にプログラムを作ることができるツールです。3Dモードにも対応していますから、立体視機能を活かしたプログラムを作れます。
利用規約
- 本製品により作成されたプログラムや画像等のリソースは、公開機能によって多くの人が見たり実行したりする可能性があります。他人が不快な気持ちになるようなもの、プライベートな情報、他人の権利(肖像権やプライバシー権、著作権など)を侵害するものなどは公開しないでください。
- 公衆に著しく迷惑をかける不良行為を行ったり、わいせつ、名誉棄損にあたる画像を公表したりした場合、法令や条例によって罰せられる恐れがあります。
- スマイルブームはお客様が公開した情報および公開したプログラム等によって生じたトラブルについては一切責任を持ちません。
- 公開作品を見て不快に感じたお客様からの通報により公開作品を作者への確認等を行わず無条件に削除する可能性があります。あらかじめご了承ください。
BASIC互換性上の注意点
「BASIC基本仕様」のページも併せてご参照ください。
- 本製品に搭載されているBASICは、これまでに発売されているBASICとは互換性がありません。また弊社プチコンおよびプチコンmkIIとの互換性もありませんので、プログラム移植の際には文法の違いにご注意ください。
- 内部で扱われている数値は、倍精度実数型、または整数型です。2進数計算による誤差が発生することがありますので、厳密な数値計算が必要な用途には適しません。
- 本製品では行番号を使った分岐は使用できません。分岐先の行に@で始まるラベル(名札)を設定しておき、行番号の代わりにラベルを指定して分岐します。
- 複雑な計算を行ったり、画面に多数の絵を表示するようなプログラムを書くと、実行速度が低下することがあります。
- SAVE・DELETE等のファイルへの書き込みが行われる命令を繰り返し実行すると、読み書きに時間がかかるようになることがあります。
- 本製品のプログラム編集機能には、1行の長さの制限はありませんが、メモリーの上限に達した時点で入力できなくなります。
- 本製品では配列変数を使用する際、必ずDIM命令による宣言が必要です。省略するとエラーになります。
- 本製品での配列変数のかっこは、()ではなく[]を使用します。
()は演算の優先順位を指定する際と、関数の引数を指定する際に使用します。 - 代入命令のLETは、本製品では廃止いたしました。「変数名=式」の形式で、=記号のみをご使用ください。
- べき乗の演算記号^や↑は、本製品では使用できません。POW()関数をご使用ください。
- IF文によるの条件式は、他の言語にならい、==で「等しい」、!=で「異なる」となっています。従来のBASICには=で「等しい」、<>で「異なる」となっているものが多くありますので、特にご注意ください。なお代入は = です。
- 本製品のFOR~NEXT命令は、先に条件を判断します。FOR I=0 TO -1 のように、STEP1では成り立たない状態の場合、FOR内部を実行せずにスキップし、NEXT以降の命令に続きます。従来のBASICと違い、最低1回実行されることはありませんのでご注意ください。
- 本製品のNEXT命令には、「NEXT I」のような変数名を指定することはできません。指定してもエラーにはなりませんが、単なる「NEXT」と同じ働きになります。
- 本製品のON~GOTO、ON~GOSUBの制御変数は、1からではなく0からとなっています。
- 従来のBASICのINT()関数は、本製品ではFLOOR()関数となっています。
- 割り算を含む計算を行い、必要な数値が整数部分だけの場合は、FLOOR()関数を使って整数部分だけを利用してください。座標計算などで誤差が積み重なると、微妙なズレが生じてしまいます。
- 本製品のRND()関数は整数値を返します。実数値が必要なときは、RNDF()関数をご使用ください。
- 本製品のグラフィック命令では、座標指定に()や-を使用しません。
他製品の例:LINE(0.0)-(639,399)
本製品の例:GLINE 0,0,399,239
PDFファイル
e-manual.pdf(3.0 MB)
ソフト本体に付属する電子説明書とほぼ同内容の記事がご覧いただけます。
はじめにお読みください
- 1
安全にお使いいただくために
- 234
通信とインターネット
- 567
はじめてのプチコン
- 8プチコンについて
- 9操作方法
- 10BASICについて
- 11TOP MENUについて
- 12作品公開とダウンロード
- 13プロジェクトとファイルの管理
- 14オプション
プログラムを作る
- 15BASICを起動する
- 16キーボードの使い方
- 17DIRECTモードで命令しよう
- 18EDITモードでプログラム入力
- 19EDITモードの編集機能
- 20プログラムの保存と読み込み
- 21サンプルプログラムについて
- 22HELPの使い方
- 23SMILEツールの使い方